★★十八歳で成長が止まった釣り我喜親爺日誌(不定期)★★

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そろそろ変わり目か?其れとも?

私の釣人生を振り返ると20年毎に釣の対象魚が変わっている事に気づいた。子供の頃は近くのワンドや沼の鮒釣ばかり・・その後中学生頃にシラハエのジバキ「毛針り」釣りとケタバスのジバキ「毛針り」(フライフィッシング)釣ばかり・・その間でもウグイの遡上時期には渓流釣に似た浮きの流し釣を葉桜に成る頃まで釣るのも年中行事の一つだった。

高校を卒業して上京していた時は一旦、釣は四年程休止していたが、其れでも休日になると近くの多摩川に出かけて他人の釣を良く見に行った。
多摩川に架かる丸子橋の上からボラ釣を見に行くと、赤い布切れを付けた仕掛けで大きなボラが良く釣れた記憶が今でも残っている。

帰郷して独立してから本格的に釣を再開・・近くの旧長浜港や湖岸で鯉や鮒を狙って良く出かけた。
暫くして釣具にリールの付いた竿「六角の竹竿」が売り出されると一番に飛びつき買ったが、最初は使い方が分からず、釣具屋の説明どおり投げては失敗の連続・・一応使いこなせる様に成ると大物の鯉狙いで毎晩湖岸で夜明けを迎えた・・

その後軽三輪を買って敦賀まで遠征し始めたが、勝手が違う海の魚釣りに翻弄された挙句、スズキ、黒鯛に的を絞って走り続けた、車が軽から普通車に変わって本格的に通う様になり、狙う魚もグレや石鯛、コブ鯛と岸から釣れるものなら何でもコイと行動半径も

北は能登半島、東は伊豆諸島、西は四国の海岸、と各地をつり歩いたが精々車で移動出来る範囲で底ものの聖地のトカラ列島、マグロ釣の萩沖の見島で竿を出すのが夢だったが何故か夢で終わってしまった。
一応一つの魚に的を絞っても精々二十年もすると何故か次のターゲットに変わっていた。

二十年近くが限界なのか、竿に拘ったへら釣二十年・・底物の強引に魅せられ通った太平洋の磯、グレの鋭角的な引きに・・紀伊の磯や四国の牟岐大島、室戸岬、足摺岬の磯を渡り歩いて、宿毛の柏島で二十年・・その間近場の敦賀湾の筏で二十数年・・

先日上がった手の浦で「モウ、チヌ、オランデェ~」と言われてエビ撒きに転向・・今このエビ撒き釣りも二十年近く経過して、一応の成果を得て、チヌ釣時代に果せなかったロクマルに再び賭けて見様と思うが、この夢は恐らく果す事無くあの世まで抱き続けなければ成らないだろう 「夢」

振り返ってみて自分でも呆れる程良く走り回ったと思うと同時に全財産を海に注ぎ込んだものだと思うと余りの馬鹿さに・・・併し良く走ったと褒めたい気持ちとが・・・何時まで走れる事ヤラ・・膝も肉体も経済もボロボロ
モウ此の辺で・・・一晩・・オヤスミヤス
by tsurigaki | 2009-04-13 03:23 | 釣談義
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後一ヶ月


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