★★十八歳で成長が止まった釣り我喜親爺日誌(不定期)★★

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ギャップ

老後は古い漁船を買って、名前は「棺おけ丸」と名付けて夏は北の海へ冬は南の海で船上生活しながらの心算で少しづつ積み立てをしていたが、少し貯まると北海道の鮭釣りに行きたくて・・手にしたゲンナマは途中の釣具屋で瞬く間に釣具に化けて・・ゼロ

何度も此の繰り返しで通帳の残高もゼロ・・古い漁船も手の届かぬ沖の彼方へ・・若い頃抱いた夢は現実の厳しさにパン!と弾けて船ならぬ丘の小さな番小屋で100キロのマグロと格闘の夢を見る此のギャプに

追い討ちを掛ける冬将軍の攻撃で小屋の中も外も寒くて振るえ上がり乍、夢と引き換えに買った釣具の多さに唯・・・一度も海原を見る事も無くコンテナーの暗闇に収まったままの大きなリール

ヒラマサどころか小さなアジの引きしか覚えの無い強竿、マッ!なんでこんな物が有るのかと自分でも呆れるバカさ加減、一昨日釣具屋でバーゲンのウエァーを見に・・昔関西に二着しか

無いと云われた高価なウエァーもチャックが壊れ社会の窓は開きぱなしで寒風に晒された息子は縮み上がったまま、「元々」ダウン入りの軽くて暖かいジャケットは火がついてボ~~羽は開放されて大空の彼方へ・・汗は蒸発すると云われたパテントの生地も

雨に濡れると安物の中国製と機能は同じに、上着に付いていた派手なエンブレムもタルイカの墨で真っ黒・・バーゲンの398のウエァーなら二十着買えたのに~毎年買い換えても二十年新品が着られる勘定・・

魚を釣り上げた心算が釣具屋に釣り上げられて一巻の終わりとは・・磯竿、船竿、防波堤竿と事細かに分けられているが、子供の頃は青竹でも魚は釣れた、防波堤竿を持って磯に立つと魚は竿が違うと逃げるのだろうか??

今流行のルァー釣のエギやルァーの数の多さに唯呆れるばかり、実際魚は見分けて食いつくのだろうか?兎に角メーカーは色々な手管で・・・風俗の女性より性質が悪い・・

と思い乍又釣り具屋の店先に立つバカ・・永久に夢見て眠らなければ・・オヤスミヤス

蛇足・・オバマが乗った重戦車並みのリムジンもパレードの足元の道路はひびだらけ、何だか先が見えるカンジ・・
by tsurigaki | 2009-02-01 03:30 | ボヤキ
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後一ヶ月


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